新月の夜に~インドの寺院に響き渡る『キールタン』を体験してきました

かに座の新月の夜、キールタンを体験してきました。

インドの鍵盤楽器「ハーモニウム」の奏でる音に合わせて、皆でインドの神様の名を歌う。祈りを歌う。

純粋な祈り・・・神聖な響き・・・

その場に存在する音と声の全てがひとつの響きになる。

まるで美しい讃美歌が響き渡る異国の聖堂にいるような、心洗われる、心穏やかな空間でした。

LOKHA SAMASTAH SUKINO BHAVANTU
ローカ サマスタ スキノ ババントゥ

こちらは新月のキールタンの最後に歌ったマントラです。その響きはとても純粋で、本当に感動的でした。

サンスクリット語で『生きとし生けるもの全てが自由で幸せでありますように』という意味だそうです。

歌いながら自然と涙があふれていました・・・

わたしがインドを旅して一番感動したこと。

それは、人間も動物も生きとし生けるものが、共に存在し自由にのびのびと生きている姿。

このマントラは、その世界観に通じるものがあるなと思いました。

キールタンはインドの寺院で日常的に歌われているそうです。

演奏にはハーモニウムというインド音楽には欠かせない鍵盤楽器(写真上)が使われるほか、弦楽器や打楽器などを用いて、誰でも歌えるフレーズを奏者のリード(掛け合い形式)で歌ったり唱えたり。古いマントラは紀元前から伝わるものもあるそうで、その場にいるだけでもものすごい言霊のパワーを浴びることができます。

今回は堀田義樹さんの新月のKIRUTANというイベントに参加させていただきました。

素敵な体験をありがとうございました♡

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