とある夏の日、コロンとしたフォルムがなんとも愛らしいタブラを体験してきました♪
こちらインド古典音楽には欠かせない存在の打楽器タブラです。
タブラは大小2つをセットで用いるインドの打楽器で、左手でバーヤン(大きい方/金属製)、右手でタブラ(小さい方/木製)を演奏するそうです。
ゲー ゲー テー テー ゲー ゲー トゥン トゥン♪
こんな感じでタブラにはボール(=音の名前)がついていて、それにより叩き方や使う指などが決まっていて、タブラを習い始めると、まずは手拍子とともにこのボールを覚えていくそうです。
指を使って音を出すよ。
力を抜くといい音がするんだって♪
そして、インドの古典音楽のリズムも興味深いんです。
日本では馴染みのない7拍子、8.5拍子、10拍子、13拍子・・・等々
このような変拍子を口頭で表現する「ボイスパーカッション」もすごくおもしろいです。
その不思議なリズム。その根底には宇宙の摂理が働いているよう。
宇宙のゆらぎ。大自然のゆらぎ。
自然界のありとあらゆる全てのものは常に動き変化し続けていて、わたしたちはそのゆらぎの中で生きている。
それはとても不規則でユニークなリズム。
それを繊細に表現しようと思ったら、変則的な拍子になるのが自然かもしれません。
だからこそ、例えば「葉っぱからしずくが落ちる感じ」を表現する、なんてこともできてしまうそうです!
なんだかすごい世界ですよね。
今回はインド大使館vccで開催された森山繁先生のタブラ体験ワークショップに参加させていただきました。
とても楽しい体験となりました。
インド奥深し!!!
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